GUIN SAGA - グイン・サーガ

INTRODUCTION

すべての者から愛され、すべての者が慕い、すべての者に畏れを抱かせる豹頭の英雄、グインだが、彼は己を知らない俺は人間なのかそれとも異形の化け物なのか妖異と怨念が渦巻き、そして、禍火燃え盛る中原は、ひとりの超戦士にその荒ぶる運命を託した!

<グイン・サーガとは>

原作

1979年5月に「SFマガジン」にて初掲載、9月に早川書房より文庫版第1巻が発刊され、2009年に生誕30周年を迎える日本のファンタジー小説の金字塔ともいえる栗本薫原作の大河小説。正伝125巻、外伝21巻(2009年2月現在)を数えながら、未だ物語が紡ぎ続けられ、数多くのファンに愛し続けられている。単一作家の小説として世界最長の作品と言われており、その累計発行部数は3000万部を超える大ベストセラー。また英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語などの翻訳版もあり世界の読者へもその魅力が拡がっている。豹頭を持つ謎の超戦士グイン。彼は魔物が住むといわれる森で意識を取り戻したとき、自らの名前「グイン」と謎の言葉「アウラ」という言葉以外の記憶を失っていた。彼を中心とした数多くの魅力的な登場人物の愛憎と、国の興亡が三国志のように壮大な歴史絵巻として描かれてゆく。